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第71回大会(福岡国際マラソン選手権)平成29年12月3日

福岡市平和台競技場〜福岡市西南部周回〜香椎折り返し
午後0時10分スタート
(出場選手404人、完走者302人、天候曇り、気温14.1度、湿度57%)

名前 所属 時間 大会結果詳細へ
1. ソンドレノールスタッド・モーエン (ノルウェー) 2:05:48
2. スティーブン・キプロティク (ウガンダ) 2:07:10
3. 大迫 傑 (ナイキ・オレゴンプロジェクト) 2:07:19
モーエンを追う大迫傑
モーエンを追う大迫傑
モーエン、欧州新記録で初優勝
大迫3位、日本歴代5位の好記録

 第71回大会は2018年夏のジャカルタアジア大会の代表選考会と2020年東京五輪の代表選考会となるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)への出場権をかけて12月3日に開催された。スタート時の天気は曇り、気温14.1度と、この時期にしてはやや高めの気温の中、国内外の招待選手13人を含む404人が出場した。

 優勝したのはソンドレノールスタッド・モーエン(ノルウェー)。ノルウェー勢としては今大会初優勝で、優勝タイムの2時間5分48秒は大会歴代2位で欧州新記録だった。2012年ロンドン五輪金メダルのスティーブン・キプロティク(ウガンダ)が2位、3位にマラソン2度目の挑戦だった大迫傑(ナイキ・オレゴンプロジェクト)が入り、19年9月に開催されるMGC進出を決めた。大迫の2時間7分19秒は日本歴代5位の好記録だった。

 レースはペースメーカーが1キロ3分のペースを30キロまで刻んだ。有力選手の中では17キロすぎに前年の大会で日本選手トップの3位に入った川内優輝(埼玉県庁)が遅れた。中間点をすぎてマラソン初挑戦の神野大地(コニカミノルタ)、16年リオデジャネイロ五輪代表の佐々木悟(旭化成)が先頭集団を離れた。

 27キロ過ぎには先頭集団から佐藤悠基(日清食品グループ)と深津卓也(旭化成)が、29キロで竹ノ内佳樹(NTT西日本)が遅れ、残る日本選手は大迫のみに。30キロでペースメーカーが離れてからはビダン・カロキ(DeNA)が積極的に前へ。31.6キロの香椎折り返し点からカロキとモーエンの一騎打ちとなったが、36キロでモーエンが突き放した。モーエンは30〜35、35〜40キロのスプリットも14分30秒台を刻み、終盤は独走してフィニッシュした。もともとクロスカントリースキーの選手だったモーエンはこれまでの自己ベストが2時間10分7秒で驚異的な更新となった。

 大迫はキプロティクとともにモーエン、カロキを追走。37キロ過ぎにキプロティクにおいていかれたが、なおも粘り強く走り、39キロ手前でカロキを逆転、3位に食い込んだ。日本選手の2時間7分台は15年の東京で今井正人(トヨタ自動車九州)が2時間7分39秒をマークして以来で、自己記録を3分9秒も上回った。

 そのほかでは3度目のマラソンだった上門大祐(大塚製薬)が2時間9分27秒で日本選手2位の6位、マラソン2度目の竹ノ内佳樹(NTT西日本)が2時間10分1秒で7位に入り、ともにMGC進出を決めた。前半で遅れた川内だが、やはり粘って9位に。神野は13位に終わった。

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