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福岡市平和台競技場〜福岡市西南部周回〜香椎折り返し
午後0時5分スタート
(出場選手91人、完走者66人、天候晴れ、気温15.5度、湿度48%)

名前 所属 時間 大会結果詳細へ
1.ゲザハン・アベラ (エチオピア) 2:09:25
2.清水 康次 (NTT西日本) 2:09:28
3.高岡 寿成 (カネボウ) 2:09:41
トラックで激しく競り合うアベラ(エチオピア)と清水康次(NTT西日本)

 同年夏の世界選手権(エドモントン)は、24歳の油谷繁(中国電力)が5位に食い込み、団体でエチオピアに次ぐ2位になったが、前年の福岡で日本最高記録をマークした藤田敦史(富士通)は、右足に力が入らなくなる座骨神経痛を抱えた走りで12位に沈んだ。森下由輝(旭化成)が8位、西田隆維(エスビー食品)が9位に入り健闘した。
 その世界選手権で金メダルを獲得したゲザハン・アベラ(エチオピア)が、4カ月足らずで福岡にカムバック。トラックの3000、5000、1万メートルの日本記録を持つ31歳の高岡寿成(カネボウ)の初マラソンとしても注目が集まった。
 レースは有力選手のほとんどが収まる20人ほどの集団で進み、中間点を1時間3分36秒で通過。25キロでペースメーカーがレースを離れ、ケニアから来日4年目のカギカ(NKK)が飛び出した。一時は2位を90メートル離し「途中までは優勝できると思った」。
 だが、ここからレースが動く。1997、99年の世界選手権に出場した32歳のベテラン清水康次(NTT西日本)が集団の前に出て追いかけ、アベラ、高岡を従えて36キロ付近でカギカをとらえた。
 気温は20度近くまで上がり、30〜35キロは15分29秒、35〜40キロは15分48秒に落ちた。消耗戦。高岡が40キロ手前で遅れ、そこからは清水とアベラのマッチレースになった。トラック勝負にもつれ、残り約200メートルでアベラがスパート。「追随型」のアベラがまたも得意な勝ちパターンで、清水を3秒差で振り切り、2年ぶり2度目の優勝をさらった。清水は「最後に負けたのは悔しいが、日本人トップはまずまず」と振り返った。
 マラソンには暖かすぎるコンディションが響き、全体的に記録は低調だった。2時間10分を切った選手が3人だけだったのは4年ぶりだった。

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