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福岡市平和台競技場〜西新・原回り〜和白丘折り返し
午後0時15分スタート
(出場選手115人、完走者102人、天候曇り、気温9.5度、湿度43%)

名前 所属 時間 大会結果詳細へ
1.ジュマ・イカンガー (タンザニア) 2:10:06
2.大須田祐一郎 (日本電気) 2:11:19
3.ブルーノ・ラフランキ (スイス) 2:11:25
22キロ付近で先頭集団を引っ張るナンバーカード1のイカンガー(タンザニア)

 日本マラソン界が活況にわいた年だった。10月のソウル・アジア大会では、中山竹通(ダイエー)と谷口浩美(旭化成)が1、2位を独占。その2週間後の北京国際では、児玉泰介(旭化成)が日本選手として初めて2時間8分を切る2時間7分35秒の日本最高、世界歴代3位で優勝し、伊藤国光(鐘紡)も2時間7分57秒の2位で続いた。
 主力が秋のアジアのマラソンに出場したため、福岡の日本勢の顔ぶれはやや寂しかった。前年に2時間9分台で優勝した新宅雅也(エスビー食品)に期待が集まった。北京で児玉、伊藤に敗れ、福岡に雪辱を賭けるタンザニアの陸軍大尉イカンガーとの対決が焦点となった。
 前半の展開はめまぐるしく変わった。コリル(ケニア)、グタ(エチオピア)が順々に集団を引っ張り、15キロは世界最高記録のラップを9秒上回る45分20秒の快ペース。だが、風の影響もあり次第にスピードが鈍った。
 折り返してから日本選手の出方をじっくりうかがっていたイカンガーが、36キロ付近で仙内勇(ダイエー)を振り切ってスパート。独走してテープを切った。
 29歳のイカンガーは3度目の福岡挑戦で念願の初優勝。2月の東京国際マラソンで出した2時間8分10秒(世界歴代8位)の実力を証明した。
 日本選手は若手の24歳、一般参加の大須田祐一郎(日本電気)が2時間11分19秒の自己最高で2位に入り、3位は外国招待のラフランキ(スイス)が6秒遅れで続いた。
 2連覇を狙った新宅は32キロで途中棄権。国内招待選手は1人も10位内に入れない不振だった。

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