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福岡市平和台競技場〜雁の巣折り返し
正午スタート
(出場選手108人、完走者96人、天候雨、気温14度、湿度87%)

名前 所属 時間 大会結果詳細へ
1.ジェロム・ドレイトン (カナダ) 2:10:08.4
2.デビッド・チェトル (豪州) 2:10:20.0
3.ウイリアム・ロジャース (米国) 2:11:26.4
両手を上げてゴールするドレイトン(カナダ)

 翌年のモントリオール五輪の優勝争いの中心と見られた大会4連覇のショーターや、前年の欧州選手権覇者で世界歴代2位の2時間9分12秒を持つトンプソン(英国)がいずれも顔を見せず、レースは混戦が予想された。
 外国勢は、その年のボストンを2時間9分台で勝ったロジャース(米国)、6年前の福岡で勝ったドレイトン(カナダ)、前年2位のレッセ(東ドイツ)ら、力はほぼ横一線の様相。日本勢は32歳になった5年前の覇者宇佐美彰朗(東海大教)が期待されていた。
 外国選手17人、日本選手91人の大会史上最多の108人が出場。雨で呼吸がしやすく走りやすかったため、5キロは大集団で、まずまずの15分15秒で通過した。
 15分前半のハイペースは、結局35キロ付近まで続く速い展開に。宇佐美が10キロ過ぎで脱落するなど、次々と遅れ出した。1時間4分22秒で通過した中間点では、わずか6人に絞られ、日本選手は宗猛(旭化成)と竹内譲二(神戸製鋼)が残った。
 宗猛は30キロ付近でドレイトンとの一騎打ちに持ち込んだが、スタミナがもったのは32キロまで。
 30〜35キロを15分05秒でカバーして猛追したチェトル(豪州)がドレイトンに迫り、いったんはかわしたが、再びドレイトンが抜き去った。
 世界歴代5位の好記録で6年ぶり2度目の優勝。6年前も雨の中の優勝だったため、「雨のドレイトン」と言われた。日本勢は宗猛が3度目の福岡で、日本人最高位の6位と健闘した。

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