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東京国立競技場〜調布飛田給町往復
午後1時スタート
(出場選手69人、完走者42人、天候曇り、気温20.2度、湿度77%)

名前 所属 時間 大会結果詳細へ
1.ジュリアン (ニュージーランド) 2:18:00.6
2.君原 健二 (福岡) 2:20:25.2
3.バンデンドリッシュ (ベルギー) 2:20:31.4
両手を広げ、トップでゴールするジュリアン(ニュージーランド)

 東京五輪を翌年に控え、大会は5年ぶりに福岡を離れた。プレ五輪に組み込まれたレースは、本番と同じ東京国立競技場を発着点に甲州街道を走り、調布飛田給町を往復するコース。海外の招待選手は「リディアード方式」で知られたニュージーランドの名指導者アーサー・リディアード氏の門下生ジュリアンら5人。地元でメダル獲得を目指す日本勢も、五輪前哨戦として意気込んだ。
 気温は20度を超え、湿度も70%以上の過酷なコンディション。一団となって5キロを16分5秒で通過し、そのまま集団で進むかと思われたが、9キロで前回3位の君原健二(福岡)が飛び出した。日本最高を上回るペースで中間点も通過。君原は「五輪だと思って飛び出した。本番ならばこのくらいのペースは普通」とレース後に話したが、23キロで集団に吸収されてしまった。
 26キロでは前回優勝者で日本最高記録保持者の寺沢徹(大阪)が棄権。ジュリアンとバンデンドリッシュ(ベルギー)、ローマ五輪代表の渡辺和己(福岡)の3人が先頭で30キロを迎えたが、ジュリアンが一気に仕掛けた。そのまま逃げ切り、3年前のマギーに続き、ニュージーランド勢2度目の優勝を飾った。
 一方、一度は5位まで落ちた君原が、粘りを見せた。広島日出国(宮崎)を抜き、4位でゴールする渡辺もかわす。競技場内残り150メートルでバンデンドリッシュも逆転して、2位に入った。君原は初マラソンから1年に満たない22歳だった。

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