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福岡市平和台競技場〜雁の巣折り返し
正午スタート
(出場選手65人、完走者36人、気温21度)

名前 所属 時間 大会結果詳細へ
1.広島 庫夫 (宮崎) 2:29:34
2.カントレク (チェコ) 2:30:48
3.貞永 信義 (山口) 2:31:37
2大会ぶり2度目の優勝を飾る広島庫夫(宮崎)

 11月の平和台競技場には強い日差しが照りつけていた。スタート時の気象は、この時期のマラソンとしては暖かすぎる気温21度。前回優勝の貞永信義(山口)、前々回優勝の広島庫夫(宮崎)ら65人の選手は消耗戦を覚悟した。
 前半はノリス(英国)が5キロ17分台のペース。日本の有力選手は、距離を置いた。マンニネン(フィンランド)がノリスに迫ったが、20キロ付近で2人とも腹痛でダウン。その後、しばらく三村清登(福岡)が先頭を引っ張った。
 25キロ付近。三村から20秒後方にいた広島が追い上げ開始。暑さで自重していたペースを25〜30キロで17分27秒に上げ、カントレク(チェコ)とともに30キロで三村をとらえた。
 35キロで先頭に立つと、これまでの福岡大会で壮絶な駆け引きがあった呉服町の「魔の曲がり角」も独走。カントレクとの差を広げて笑顔でゴールに入り、広島は2大会ぶり2度目の優勝。日本勢は4連勝となった。
 なお、この大会から、海外のメジャーレースにならって伴走車を撤廃。報道車も制限し、取材記者はバスで、カメラマンはトラックに乗っての「合同取材」になった。これによって選手は広い道を左右に移動しながら、思い思いのコース取りができるようになった。これ以降の国内の主要マラソンも伴走車をなくし、この方式にならった。

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