福岡国際マラソン プレーバック 福岡国際マラソン公式サイト 福岡国際マラソン プレーバック

福岡市平和台競技場〜雁の巣折り返し
正午スタート
(出場選手56人、完走者36人、天候曇り、気温14度)

名前 所属 時間 大会結果詳細へ
1.広島 庫夫 (宮崎) 2:21:40
2.コティッラ (フィンランド) 2:22:29
3.川島 義明 (東京) 2:23:09
福岡市・東中洲付近での広島庫夫(宮崎)とコティッラ(フィンランド)の争い

 3度目の福岡開催。2年前とは変わって、平和台競技場を発着点に雁の巣を折り返す新コースが使われた。1959年からは、東京五輪前年を除く1984年までの26年間、微修正が加わりながらも、このコースは大記録や名勝負の舞台として定着。初レースも激しい駆け引きが展開された。
 5キロは16分台。10キロは三井山野の藤木健治(福岡)、15キロでは「熊鉄の機関車」の異名をとった大型ランナーの木本則幸(熊本)、折り返しでは旭化成の宇和博(宮崎)がトップを奪い、序盤は九州勢がめまぐるしい先頭争いを繰り広げた。
 27キロ付近。宇和はまだかろうじて足が持っていたが、そこまで。満を持してメルボルン五輪代表組の広島庫夫(宮崎)と川島義明(東京)、そしてコティッラ(フィンランド)が前に出た。
 35キロでコティッラと川島が前に出て広島が遅れ出す。再度、コティッラがスパートし、勝負あったかに思われたが、そこから広島が驚異の粘りを見せ、再浮上した。
 39キロの呉服町の角。2年前、沿道からの応援者の飛び出しでリズムを崩して広島が2位に沈んだ因縁の場所。今度はそこで悪夢を振り払う。猛スパートでコティッラを置き去り、そこから300メートル引き離した。
 2時間21分40秒は日本最高。3年前に国際大会になってから、外国選手を破った初の日本人優勝者になった。

第10回(1956)へ 第12回(1958)へ