福岡国際マラソン プレーバック 福岡国際マラソン公式サイト 福岡国際マラソン プレーバック

名古屋市瑞穂競技場〜小牧市新町折り返し
正午スタート
(出場選手75人、完走者20人、天候小雨のち晴れ、気温6.2度)

名前 所属 時間 大会結果詳細へ
1.山田 敬蔵 (秋田) 2:25:15
2.中田 豊七 (東京) 2:26:46
3.堀之内澄雄 (大阪) 2:28:06
初優勝のゴールテープを切る山田敬蔵(秋田)

 第7回の時と同じ、名古屋のコースで開催。メルボルン五輪から間がないこともあり、五輪で5位入賞した川島義明(茨城)、代表の広島庫夫(宮崎)、浜村秀雄(山口)らが欠場し、外国選手の参加もゼロだった。「国際マラソン」と改称して2年目を迎えた大会としては、やや寂しい雰囲気が漂った。
 小雨のぱらつく瑞穂競技場を、国内招待選手10人を含む75人がスタート。新鋭の中田豊七(東京)が積極的にレースを進め、10キロは34分10秒で通過。18キロで集団を抜け出した。折り返しも1時間12分2秒の好タイムで通過した。
 だが、3年前のボストンを制したベテランの山田敬蔵(秋田)が、計算高い走りで追い上げる。
 前半の秒速10メートル近い向かい風を考慮し、後続集団に影を潜めていたが、25キロあたりから前の選手を捕まえはじめた。28キロ付近。ついに、先頭の中田に並びかけた。
 その後、再び中田が100メートルほどのリードを広げるが、36キロ付近で2人はまた並ぶ。2キロほど併走した後、余力に勝る山田がスパートをかけ、決着をつけた。
 山田の2時間25分15秒は、前回大会で広島がマークした日本最高に次ぐ、国内歴代2位の好記録。第3回大会から連続8回目の出場で、ようやく初優勝を果たした。

第9回(1955)へ 第11回(1957)へ